OPRT 表示システム検討会設置へ
ホワイトリストマグロ

 責任あるまぐろ漁業推進機構(OPRT、佐野宏哉会長)は十九日開催した理事会で、OPRT加入のホワイトリスト船が漁獲したマグロであることを容易に判別できる「表示システム」の検討会設置を決めた。年内に検討会を立ち上げ、表示のあり方などの基本的な手法を含めた検討を開始する。

 表示検討会設置について、佐野会長は「韓国をはじめ、インドネシア、フィリピンのOPRT加入にめどが立ったことで、表示の検討の基盤ができたと判断した」と述べ、検討会設置を表明。実際、年明けにも韓国、フィリピン、インドネシアが加入することで、世界のマグロ延縄船の八五%以上がOPRTに参加、ホワイトリストに掲載される形になる。

 表示のあり方については理事会の中でも「一般消費者の目に完全に届く体制が理想的だが、それにこだわり実施時期が遅くなるより、やれるところからやるべきだ」との意見が多数を占め、また、台湾のマグロ業界からは早急な実施を望む声が出ており、佐野会長は「水産庁とも十分に協議をしながら、流通業者や消費者なども交え、表示の名称や手法など基本的な問題を含めピッチを上げて検討したい」と話している。

日刊水産経済新聞 (平成13年12月21日)

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