養殖用クロマグロ漁獲急増−水産庁が懸念
水産庁によれば、日本が養殖用に漁獲したクロマグロの生け込み尾数(主要8県のみ合計)は、 17年度205,439尾。その後、毎年増加し、20年度には431,791尾と2.1倍。水産庁は、
養殖用の若齢魚の漁獲が、急速に増加している現状に懸念を表明。米国は、7月開催されたISC (北太平洋マグロ類国際科学委員会)で、クロマグロ若齢魚(0−3歳)の漁獲圧を削減するよう
主張したと伝えられている。また、WCPFC(中西部太平洋マグロ類委員会)は、昨年、漁獲圧の 現状凍結を勧告している。国内で蓄養クロマグロ漁業が、ブームとなりつつあるが、これまでのよ
うな無制限の拡大を、抑制しなければならない情勢となっている。厳しい国際資源管理措置の導入 により、大打撃を受ける事態となることを避けるためにも、これ以上の拡大には、歯止めをかける
必要があろう。
OPRT通信 (平成21年 8月28日)