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昔は、トロの脂っぽさが日本人の舌になかなか馴染まず、食べるようになったのは大正以降。
トロの人気が本格的に高まりだしたのは、東京オリンピック後の昭和40年頃からです。
当時、鯨カツの給食など子供のころから脂っこい食事に慣れた世代が、大人になり、洋風の食事が定着。
淡白な味に慣らされていた舌が、トロの脂っぽさを旨さと感じるようになったからです。
インスタントラーメンが急速に一般化していったのもこの時期で、 トロとインスタントラーメンという両極端に
位置するような二つの食べ物が、同じ追い風を受けて人気を高めていったことになります。
(監修 齋藤 健次氏)
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